FILE:4「忍耐力」 前途多難で始まったヒカルと美少年の出会い。 「あっ…そう言えばお前の名前聞いていなかったぞ。 俺は進藤ヒカル。」 「僕はアキラ=ラルフ=フェンリル=ルバート=トーヤだ。」 「それお前の名前?!なげーよ。短縮してアキラ=トーヤって呼ぶぞ。」 それを聞くなりアキラはヒカルを 「ならば僕も君をニックネームで呼ぼう。 ヒカルだからヒカちゃんはどうだろう?」 「それ本気か?女の子じゃあるまいしそんなん嬉しくねーよ。」 そしてアキラは第二の呼び方から百まで案を出したが… ヒカルは容赦なくNGを繰り出す どうやら彼には拘りがあるらしい… 漸く万策尽きたアキラにヒカルが見かねて 「ヒカル様。これに決まり!!」 おやおや??と言う感じだが、アキラは疲れていたのでもうどうでもよかった。 お互いにルールを決めた二人は、一歩進んでいるが話として進んでいない(笑) しかし至って平気な二人はそれでも世界を動かす。 続く… |